1995年に公開され、30周年を記念して4Kリマスター版が公開される中村美穂さん主演の映画『Love Letter (ラブレター)』!
岩井俊二監督の名作映画に魅了された方々からは『ラブレター』のロケ地はどこなのか、小樽や神戸の撮影場所を実際に訪れてみたい!といった声が多く寄せられています。
そこでこの記事では、映画『ラブレター』のロケ地・撮影場所について、小樽と神戸の両方を詳しく解説していきます!

映画『ラブレター』ロケ地|小樽の撮影場所
映画『ラブレター』の小樽ロケ地には、天狗山から旧日本郵船小樽支店まで数多くの美しいスポットが使われています。
30周年を迎えた今も色あせない名作映画のロケ地を、どんなシーンで使われたのかも含めてご紹介していきますね。
天狗山スキー場
映画『ラブレター』で、渡辺博子(中山美穂)が雪の上を走っていた印象的な冒頭シーンのロケ地は「天狗山スキー場の駐車場」で撮影されました。
真っ白な雪景色の中を走る博子の姿が、映画の世界観を一気に引き込む名シーンとなっているんですよ。
ここを訪れると、映画と同じような雰囲気を味わうことができ、ファンにはたまらないスポットですね。
舟見坂
映画『ラブレター』で、郵便局員が藤井樹宛ての博子の手紙を配達するためにバイクで駆け下りるシーンのロケ地は「舟見坂」です。
小樽の名所として知られるこの坂からは、小樽港を一望することができます。
映画の中でも印象的な坂道シーンとして記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
銭函の高台にある民家
映画『ラブレター』で、小樽の藤井樹(豊川悦司)が住む家として使われたロケ地は「銭函の高台にある民家」です。
残念ながら、この家は2007年5月に火事で全焼してしまい、現在は見ることができません。
映画の中で重要な舞台となった場所だけに、多くのファンがその消失を惜しんでいます。
旧日本郵船小樽支店
映画『ラブレター』で、藤井樹が働く「小樽市立図書館」として登場したロケ地は「旧日本郵船小樽支店」です。
近世ヨーロッパ復興様式の石造2階建建築で、国の重要文化財に指定されている歴史的建造物です。
レトロな雰囲気が漂う館内は、映画の静謐な空気感をそのまま体験できる特別な場所となっています。
運河プラザ前の歩道
映画『ラブレター』で、秋葉茂(豊川悦司)と渡辺博子(中山美穂)が小樽ガラス工房を探していたシーンのロケ地は「運河プラザ前の歩道」です。
小樽運河沿いにあるこの場所は、観光スポットとしても人気があります。
二人が街を歩く姿が印象的だったこのシーンは、小樽の美しい景観を活かした撮影になっていますね。
小樽運河工芸館
映画『ラブレター』で、小樽ガラス工房として登場したロケ地は「小樽運河工芸館」です。
映画の中で重要な場所として描かれており、博子と秋葉が訪れるシーンが印象的でした。
現在も工芸館として営業しており、映画ファンだけでなく観光客にも人気のスポットとなっています。
小樽市庁舎本館
映画『ラブレター』で、渡辺博子が訪れた「小樽厚生病院」のシーンのロケ地は「小樽市庁舎本館」です。
映画では病院として登場していますが、実際には市役所の建物を利用して撮影されました。
重厚な建物の雰囲気が、映画の世界観にマッチしていると感じられます。
小樽公園運動場
映画『ラブレター』で、渡辺博子と秋葉茂がタクシーで通過したシーンのロケ地は「小樽公園運動場」です。
一瞬のシーンではありますが、小樽の街並みを象徴する場所として選ばれました。
映画のワンシーンを思い出しながら歩いてみるのもいいですね。
色内交差点
映画『ラブレター』で、渡辺博子と藤井樹が偶然出会ったシーンのロケ地は「色内交差点」です。
日本銀行をはじめ銀行や証券会社が多いため、小樽のウォール街と呼ばれている由緒ある場所です。
映画の中でも重要な転機となるシーンが撮影された思い出深いロケ地ですよ。
小樽市立朝里中学校
映画『ラブレター』で、小樽市立色内中学校の運動場として登場したロケ地は「小樽市立朝里中学校」です。
映画ではセットで校門が作られ、中学時代の藤井樹の思い出の場所として重要な役割を果たしています。
青春時代を思い出させるような懐かしい雰囲気が漂う場所です。
手宮公園
映画『ラブレター』で、藤井樹が自転車で走行中に顔に紙袋をかぶせられたシーンのロケ地は「手宮公園」です。
映画のコミカルな一面を見せるこのシーンは、多くの方の記憶に残っているのではないでしょうか。
緑豊かな公園の中を歩けば、映画のワンシーンを追体験できるかもしれませんね。
手宮公園陸上競技場
映画『ラブレター』で、陸上競技大会が行われたシーンのロケ地は「手宮公園陸上競技場」です。
青春の一コマともいえる陸上大会のシーンは、映画の中でも爽やかな印象を与えています。
実際に競技場を訪れれば、映画の中の若い藤井樹の姿を思い浮かべることができるでしょう。
旧坂牛邸
映画『ラブレター』で、郵便局員がバイクで走っていた際に映った緑色の洋館のロケ地は「旧坂牛邸」です。
一瞬映るだけですが、小樽の歴史的建造物として重要な価値を持つ場所です。
小樽の歴史的な雰囲気を映し出すために選ばれたロケ地の一つですね。
旭展望台
映画『ラブレター』で、神戸の秋葉のガラス工場から見た夜景として撮影されたロケ地は「旭展望台」です。
映画では神戸の設定でありながら、実際は小樽の旭展望台からの夜景が使用されました。
小樽の街全体を一望できる絶景スポットで、夜には映画さながらの美しい夜景を楽しむことができますよ。
国道5号線沿いのマンション
映画『ラブレター』で、阿部粕が紹介したマンションのロケ地は「国道5号線沿いのマンション」です。
映画の中では一般的な住居として描かれていますが、実際に訪れることで映画の世界観をより深く感じることができます。
物語の小さなディテールを構成する場所の一つとして、ファンにとっては見逃せないスポットです。
旧寿原邸
映画『ラブレター』で、神戸の藤井邸の内部シーンのロケ地は「旧寿原邸」です。
映画では神戸の設定ですが、実際は小樽にある洋館で撮影されました。
洗練された内装は映画の雰囲気にぴったりで、当時の高級住宅の面影を今に伝えています。
苫小牧東高等学校
映画『ラブレター』で、小樽市立色内中学校の自転車置き場のシーンのロケ地は「苫小牧東高等学校」です。
小樽が降雪のため、雪のない苫小牧で撮影されました。
残念ながら現在は取り壊され新築されているため、当時の面影を見ることはできませんが、映画の舞台を巡る旅の一つとして記憶に留めておきたい場所です。
八ヶ岳牧場
映画『ラブレター』のラストシーンの雪原として登場したロケ地は「八ヶ岳牧場」です。
映画では小樽の設定ですが、実際は長野県にある牧場で撮影されました。
>雄大な八ヶ岳を背景に広がる雪原は、映画のラストを飾るにふさわしい美しい景観を提供しています。
映画『ラブレター』ロケ地|神戸の撮影場所
映画『ラブレター』神戸関連のロケ地についてご紹介していきますね。
神戸は映画の中で渡辺博子(中山美穂さん)の現在の生活が描かれる重要な舞台です。
菊正宗
映画『ラブレター』で、序盤のシーンでキクマサを飲みすぎた男性が中山美穂さんに話しかけるシーンに登場するのは「菊正宗」です。
映画の中では「キクマサ」と呼ばれるこの日本酒は、兵庫を代表する銘柄なんですよ!
神戸らしさを表現するアイテムとして登場し、地元の方なら思わずニヤリとしてしまうような細かな演出がされています。
日本酒好きの方も映画ファンも、この小さなつながりに注目してみてくださいね。
旭展望台
映画『ラブレター』で、神戸の秋葉のガラス工場から見た夜景として撮影されたロケ地は「旭展望台」です。
実は、これは神戸ではなく小樽市にある展望台なんです!
映画の中では神戸の美しい夜景として描かれていますが、実際は北海道の小樽から見える素晴らしい夜景が使われていたという映画の裏話です。
旧寿原邸
映画『ラブレター』で、神戸の藤井邸の内部シーンとして登場したロケ地は「旧寿原邸」です。
こちらも神戸ではなく、実は小樽市にある歴史的建造物です。
映画では神戸の家として描かれていますが、北海道の素敵な洋館がその舞台として選ばれました。
映画の世界では神戸、実際は小樽というギャップも含めて楽しむのがロケ地巡りの醍醐味ですね!
映画『ラブレター』キャスト・あらすじ・作品概要
映画『ラブレター』のキャストやあらすじ、作品の基本情報をまとめます。

キャスト
渡辺博子/藤井樹(女性) – 中山美穂
神戸に住む主人公と小樽に住む同姓同名の女性という一人二役を演じ分けた。
繊細な感情表現と微妙な演技の違いで二人の人物を見事に表現した名演技が高く評価された。
秋葉茂 – 豊川悦司
博子の友人でありながら彼女に密かな恋心を抱く男性。
切ない表情と抑制の効いた演技で複雑な感情を表現し、物語に深みを与えている。
藤井樹(少年時代) – 柏原崇
博子の亡き婚約者である藤井樹の中学時代を演じる重要な役柄。
初々しく純粋な表現が物語の鍵となっている。
樹(少女時代) – 酒井美紀
女性の藤井樹の少女時代を演じ、過去の出来事の謎を握る存在。
物語の展開に重要な役割を果たす。
藤井晶子 – 范文雀
藤井樹(女性)の義姉として登場。
家族内の関係性に微妙な緊張感をもたらす役どころ。
藤井剛吉 – 篠原勝之
藤井樹(女性)の祖父役。
物語の背景を支える存在感のある演技が印象的。
藤井精一 – 鈴木慶一
藤井樹(女性)の父親役。
家族の歴史を象徴する重厚な存在感を醸し出している。
藤井安代 – 加賀まりこ
藤井樹(女性)の母親役。
静かな演技の中に秘めた強さを感じさせる。
及川早苗 – 鈴木蘭々
博子の友人として登場。
明るい性格で物語に彩りを添える存在。
あらすじ
神戸に住む渡辺博子は、2年前に山の遭難事故で亡くなった婚約者・藤井樹の三回忌の日に、彼の家で中学時代の卒業アルバムを見つける。
そこに記された小樽の住所に手紙を出したところ、来るはずのない返事が届く。
その返事の送り主は、婚約者と同姓同名で中学時代の同級生だった女性・藤井樹だった。
博子と樹(女性)は手紙を通じて交流を深める中で、それぞれの恋愛や思い出が浮かび上がっていく。
博子は亡き婚約者への想いを整理しようとし、一方で彼女に恋心を抱く秋葉茂も複雑な感情を抱えている。
物語は、小樽という舞台で2つの恋愛模様が交錯する様子を繊細に描き出している。
『Love Letter』作品概要
- 監督・脚本:岩井俊二
- 音楽:REMEDIOS
- 上映時間:117分(1995年版)/113分(2025年リマスター版)
- 配給:フジテレビジョン/TOHO NEXT(リマスター版)
- 公開日:1995年3月25日(日本初公開)、2025年4月4日(リマスター版)
1995年度『キネマ旬報』ベストテン第3位、同・読者選出ベストテン第1位など受賞歴多数。
日本公開後、20カ国以上で公開され、特に韓国では140万人超の動員を記録しています。
北海道小樽市と兵庫県神戸市が主なロケ地となり、美しい景観は今でも聖地巡礼のファンが絶えないほどです。
映画『ラブレター』ロケ地・撮影場所とエキストラ情報まとめ
この記事では中山美穂主演の映画『Love Letter (ラブレター)』のロケ地や撮影場所、キャスト情報を詳しくまとめました!
小樽の天狗山スキー場から旧日本郵船小樽支店まで、映画『ラブレター』のロケ地は今も多くのファンが訪れる人気スポットとなっています。
映画『ラブレター』の神戸のロケ地としては、菊正宗の日本酒が登場するシーンなど、兵庫を象徴する要素も随所に取り入れられています。
中山美穂さんの一人二役や豊川悦司さんの繊細な演技も、映画『ラブレター』の魅力を高める重要な要素です。
30周年を迎え4Kリマスター版が公開される映画『ラブレター』のロケ地巡りは、作品の世界観をより深く味わう素晴らしい体験になるでしょう。
映画『ラブレター』のロケ地を訪れる際は、周辺の方々に迷惑にならないようにマナーを守って楽しんでくださいね!
