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『アイシー』ドラマ最終回ネタバレ結末!全話あらすじと考察・感想も!

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2025年1月にスタートしたドラマ『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』

ドラマ『アイシー』には「最終回結末のネタバレや考察が気になる!」「氷月の抱えるトラウマって?」という声が上がっています。

氷月のトラウマやきっかけとなった事件が明らかになり、トラウマや抱えてきた気持ちを氷月自身が話しました。

また、柊班メンバーの過去も明らかになったことで、柊班の結束が強まっています。

そこでこの記事では、ドラマ『アイシー』の最終回ネタバレ・結末はどうなるのか、そして全話のあらすじや考察をまとめていきます!

見たいネタバレ回にジャンプ!
第1話第2話
第3話第4話
第5話第6話
第7話第8話
第9話最終回
目次

アイシー最終回ネタバレ結末!

ドラマ『アイシー』の最終回結末は岩田を射殺したのは息子の仙川康介で夏見はそれを庇っていたと分かりました。

氷月たち柊班は2つの事件の容疑者となっている夏見を確保しますが、柊班は捜査から外されてしまいました。

さらに夏見から証拠品の拳銃を受け取った際、手袋をしていなかった氷月は係長からお叱りを受けます。

捜査を外されたものの、氷月にはいくつか気になることがありました。

しかし、それを捜査することは処分の対象となるため、単独捜査を行おうとします。

そこに有給休暇を取ったという土屋が現れ、さらに穂村と木皿も処分覚悟で手伝うと申し出たのでした。

氷月と土屋は岩田の娘・仙川千晶に接触して話を聞きますが、そのことを思い出した千晶は過呼吸に陥ります。

氷月にはとても救われたようには見えず、違和感を感じていました。

一方、穂村と木皿は兄の仙川康介から事件当日の話を聞き、康介は「家族みんなが救われた」と明かしました。

氷月はカメラアイで夏見の犯行ではないと裏付ける証拠を探し、ついに見つけます。

それは夏見のズボンの裾についていた血痕で、前側ではなく後ろ側についていました。

ドラマファン

小さな血痕でも犯行の証拠になるんだ!

夏見が撃ったのであれば前側についているはずなので、岩田を撃った真犯人がいることを示しています。

氷月の気付きがきっかけになり、警察官から拳銃を奪って岩田を撃った犯人は息子の康介だと判明。

康介は岩田が家族を傷つけることが許せず、いなくなれば救われると思ったと告白します。

ドラマファン

ここまで追い詰められていた子供たちが可哀想だよ…

現場にいた妹の千晶は、嘘の証言をしたことを反省し、罪に問われることも理解していました。

「父親だから撃てなかったのではないか」との問いに答えられなかった千晶に、氷月が「これから心から信じられる人、支え合える人に必ず出会える」と諭します。

夏見が康介たちの罪を被ろうとした理由は、銃を構えていた千晶の瞳が昔の氷月と一緒で放っておけず、あの瞳から逃げたくなかったからだと話します。

また、拳銃を手にして「これですべて終わらせることができる」と思ったものの、結局使うことができなかったのは自分だけが逃げようとしたことを氷月たちに知られたくなかったから。

母親の事件がきっかけで氷月は人が信じられなくなり、夏見はずっと自分の犯した罪の重さに苛まれていたのです。

事件解決後、氷月の妹・陽菜は恋人と同棲することになり、引越しが決まります。

陽菜はこれからも父の面会に行くことを伝え、今度食事に行こうと氷月を誘っていて、姉妹間の距離が少しずつ近くなっていることが感じられました。

特別待機班の所属となり、解散かと思われた柊班は捜査一課に復帰。

柊班には土屋が戻り、さらには新メンバーとして小金井が配属されて、新たなスタートを切るというラストになりました。

ドラマファン

小金井さん、念願の柊班に…!

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アイシー最終回を考察!

ドラマ『アイシー』の最終回を考察していきます。

瞬間記憶能力(カメラアイ)という特殊能力を持つ氷月には父親が母親を殺すという忘れられない過去があり、その事件がきっかけで人を信じられなくなってしまいました。

考察①氷月はトラウマを克服した

氷月が罪を犯した千晶に「心から信じられる人、支え合える人に必ず出会える」と話していたことから、人を信じられないというトラウマを克服したことが分かります。

また、再会した父の夏見には、家族で過ごした思い出を忘れられずに苦しかったと明かしていました。

氷月が自分の気持ちを話せるようになり、トラウマから解放された理由の一つは、亡くなった瑞江を含めた柊班のメンバーがいたからだと言えるでしょう。

柊班のメンバーは時に対立しながらも氷月の能力と直感を信じ、処分の対象になる捜査であっても氷月に寄り添い続けました。

どんな時にも自分の味方がいる環境は、氷月には何より心強いものだったはずです。

その証拠に安田捜査一課長との会話の中で、「ずっと自分のカメラアイの能力を恨んでいた。人は忘れることで幸せになれると思っていたから。でも、初めて忘れたくないと思えた」と明かしていました。

その心境の変化こそ、氷月が過去とトラウマから解放された証と言っていいと思います。

人を信じられるようになったからこそ、妹の陽菜ともお互いの思いを話せて、少しずつ距離が縮まっているように感じました。

アイシー最終回の感想

ドラマ『アイシー』の最終回の感想をまとめていきます。

ドラマファン

最終回の真犯人が可哀想すぎた

ドラマファン

小金井が念願の柊班所属になってる!

ドラマファン

柊班が存続したから、続編があったらいいなぁ

最終回は真犯人が父親に金を無心されていた子供という、胸の痛くなるような結末でした。

観ていた人の多くは父親に対する怒りを感じ、同時に子供たちの置かれた状況の酷さが辛いと感じていました。

罪を犯した父親に氷月は長年どんな気持ちを抱えていたのかを明かしていました。

捜査一課長との会話の中には、柊班への信頼を感じる言葉もありましたね。

柊班のメンバーと出会ったことで、氷月の凍っていた心が溶かされ、トラウマからも解放されています。

氷月と陽菜はお互いの異なる考え方を受け入れ、ラストではそれぞれに自分の進む道を選んでいました。

ラストで柊班が捜査一課に復帰したので、続編を望む声も増えています!

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【アイシー1話】ネタバレあらすじ・考察・感想

ドラマ『アイシー』第1話のネタバレあらすじ、考察、感想をまとめていきます。

第1話では男性の遺体が見つかったことをきっかけに、7年前に失踪した女性が監禁されていた場所から救い出されました。

ある空き家の床下で男性の遺体が見つかりました。

現場に駆けつけた柊班の氷月(波瑠)、土屋健次郎(山本耕史)、穂村正吾(森本慎太郎)、木皿啓介(倉悠貴)、瑞江律(柏木悠)は、実況見分を始めます。

その現場近くで、氷月は7年前に見かけたことのある女性・相川遥(山口まゆ)を発見します。

遥は7年前に失踪した親友で路上シンガーの浅倉さつき(森ふた葉)を探し続けていたのです。

事件の起こった日、遥はさつきのファンだった男性を見かけ、後を追ったら小山田が見つかった空き家へ入っていったと証言しました。

男性の身元はスーパーの店長・小山田満(水澤紳吾)で、背中を何度も刺された後に空き家へ運ばれたことが分かります。

小山田は接客態度に問題があり、住民との間でのもめ事が絶えなかったといいます。

氷月と土屋は、小山田が勤務するスーパーで万引き扱いされた江藤達夫(黒羽麻璃央)の自宅を訊ね、トラブルについて聞くと江藤は万引きしたことを白状しました。

そんな中、小山田が見つかった空き家で凶器が発見され、残された指紋が江藤の指紋と一致

街中で江藤を見つけて身柄を確保した後、江藤の自宅2階から監禁されていたさつきが発見されました。

ずっとさつきを探していた遥は、病院でさつきと再会したのでした。

江藤がさつきを監禁した理由、小山田を亡き者にした理由を聞いた氷月は江藤に怒りをぶつけて、土屋に止められます。

事件解決後、土屋は警視庁警務部監察官室の貝原(今井朋彦)に「やはり柊は危ない。警察組織をひっくり返す」というを報告していました。

ドラマファン

アイシー第一話を見た感想・波瑠さんにド詰められたい〜!

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考察①氷月のトラウマ

氷月のトラウマは監禁もしくは軟禁されていた経験だと考察します。

江藤が監禁したさつきについて話していた時、氷月は「自分が何したか分かってる?体の傷は治っても、心の傷は治らないんだよ」と激昂しました。

土屋が江藤を連れて行った後に氷月の呼吸が酷く乱れていたことから、さつきと自分が重なって過去に経験した辛い気持ちが呼び起こされたのだと思います。

20年前の事件に巻き込まれたのは、母親と氷月だったのかもしれません。

【アイシー2話】ネタバレあらすじ・考察・感想

ドラマ『アイシー』第2話のネタバレあらすじ、考察と感想です。

工業地帯にある雑居ビルで、飛び降りたと思われる女性の遺体が発見されますが、身分の特定につながる所持品はありません。

さらに3日後、別の雑居ビルで同様に飛び降りたとみられる男性の遺体が見つかります。

氷月と土屋は現場へ行って状況を確認するものの、上の判断により事件性なしで処理されてしまいます。

上の判断に納得できない氷月の元に、捜査一課長・安田(石黒賢)からある女性からのタレコミ情報が伝えられます。

タレコミをした小林梓(森日菜美)は、遺体で見つかった女性は安達景子(嶋村友美)だと話します。

梓はたまたま出会った安達の仕事の悩みを聞き、その後安達は自ら飛び降りたと明かしました。

安達の身元確認はできましたが、彼女が亡くなった後に誰かがクレジットカードを使用していたと判明。

その後「安達が3人の男女と揉めた末、車に乗せられていた」という証言を元に捜査が進められます。

駅近くの監視カメラの映像により、安達を車に乗せた3人の男女が武田彰(竹財輝之助)、菊池麗華(佐藤みゆき)、そして梓だと特定されました。

木皿の調べによって、武田がSNSで呼びかけた集団自殺を計画しており、安達、梓、菊池は武田の呼びかけで集まった志願者でした。

4人は車で睡眠薬を飲んだが、量が足りずに目が覚めてしまい、安達は自ら近くのビルへ登って飛び降りたと、武田たちが証言。

カメラアイを使った氷月は屋上の入口にあったブルーシートのペンキと安達の靴に付着したペンキが同じ色だと気付きます。

その点を問われた菊池は、武田が金目的で集団自殺を計画したこと、怖くなって帰ろうとした安達を武田がスタンガンで気絶させたこと、そして自分は脅されて手伝いをさせられ安達を屋上から落としたことを自白しました。

その自白をもとに穂村と木皿が武田を逮捕しに行きますが、武田は撲殺されていました。

一体、誰が武田を亡き者にしたのかという謎が残るラストとなりました。

考察①氷月の両親について

氷月は妹の陽菜と暮らしていますが、両親についての情報は全くと言っていいほどありません。

一部では氷月の母親を殺したのは監察官という考察も出ています。

唯一出てくるのは、20年前に母親が巻き込まれた事件のことだけ。

その事件についても詳細は分からないまま、話が進んでいます。

ドラマファン

なんとなくこのドラマの世界観が分かってきた
柊さんの母親(と父親?)殺したの監察官説?

2話では瑞江が氷月に母親の事件のことを色々と訊いていたことが気になります。

視聴者からもこの行動に疑問の声が上がっていました。

氷月に遠慮なく訊ねていた瑞江自身が、20年前の事件に関わっている可能性は低いでしょう。

仮に瑞江の身内が関わっていて、真相に関することを知っているとしたら、この行動の理由になりますね。

ドラマファン

柊主任と瑞江くん、過去の事件で何かしら繋がってる?

この瑞江の行動の意味は今後も考察しがいがありそうです!

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【アイシー3話】ネタバレあらすじ・考察・感想

ドラマ『アイシー』第3話のネタバレあらすじ、考察、感想をまとめていきます。

第3話では、柊班の部下・瑞江律が殉職。捜査が進む中、柊氷月がクローゼットを見てフラッシュバックした原因は、母親が父親に殺される様子をクローゼットから隠し見ていたからだと明かされました。

武田を亡き者にした犯人の捜査を始めた柊班は、ドライブレコーダーの録画から容疑者・佐伯克哉(町田大和)を割り出します。

佐伯は武田を襲う依頼はSNSで受けたもので、依頼者である武田薫については知らないと供述します。

木皿と瑞江が「武田薫」の情報開示請求を行い、アカウントの登録者は「安達景子」と判明。

しかし、安達景子はすでに亡くなっているので、彼女の個人情報を知る人物がアカウントを作ったのだと氷月たちは推察します。

そこで安達の事件に関わっている菊池と梓が関係していると考え、聞き込みに向かいました。

木皿と瑞江は梓の帰りを待って声をかけますが、梓は何も話さずに立ち去ります。

張り込みをすることにしますが、木皿が買い物に行った間に瑞江が何者かに襲われてしまいます。

さらに戻ってきた木皿も襲われ、2人とも救急搬送となりました。

昏睡状態の瑞江のそばで、氷月は過去とトラウマについて話し始めました。

父親が母親の命を奪った場面を見たこと、それがきっかけで人が怖くて信じられなくなったと明かしていました。

瑞江の爪に皮膚片があり、その皮膚片から襲った犯人が判明します。

しかし、この犯人もSNSで依頼を見つけただけで、依頼者のことは知らないと供述

木皿と瑞江を襲う依頼したアカウントの登録者はまたしても「安達景子」でした。

菊池の元を訪れた氷月と土屋は、武田から菊池と梓が脅されていたことを知ります。

2人は武田から身を守るためにSNSで武田を襲う依頼と木皿と瑞江を襲う依頼を書き込んでいましたが、本当に実行する人がいるとは思わなかったと明かしました。

梓は自分のした罪に苛まれ、安達と同じビルで命を絶とうとしますが、氷月と土屋、穂村が駆けつけます。

氷月は思いとどまるよう梓を説得し、その説得を受け入れた梓は泣き崩れます。

泣いている梓を受け止めた氷月は呼吸が荒くなっていて、なんとか整えようとしていました。

ドラマファン

氷月のトラウマって、人に触ることも含めて怖いってことかな

穂村は昏睡から目覚めた瑞江に、今まで見たことのないくらい感情的な氷月の姿を見たと話していました。

その姿が見たかったと話していた瑞江は、その後容態が急変して息を引き取ってしまいます。

氷月と穂村は瑞江を守れなかった後悔と責任を感じていました。

ドラマファン

まさか瑞江さんが亡くなってしまうなんて…
柊班に復帰すると信じてたのに!

最期を看取った穂村の表情で、涙腺が緩んだ人もいたはずです。

ラスト2分が衝撃の展開すぎて、理解が追いつきませんでした…。

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考察①氷月のトラウマ

氷月のトラウマは、人が信じられないことです。

母親の事件で人が怖くなり信じられなくなったと、昏睡状態の瑞江のそばで氷月が話していました。

3話のラストで説得に応じた梓を抱きしめる氷月の呼吸は乱れていました。

人と関わることだけでなく、人に触れることにも恐怖感があるのかもしれませんね。

柊班のメンバーや妹にも素っ気ない態度を取っている理由も、人が怖くて信じられないからなのでしょう。

ドラマファン

人が信じられないのに、なんで警察官になったの?

トラウマの変化だけでなく、人が怖い氷月が警察官になった理由も気になります!

考察②母親の事件

ドラマ第3話では、氷月の母親は父親によって命を奪われてたという事実が明かされました。

瑞江のそばで過去を話し始めた氷月の口から、事件についても明かされました。

幼い氷月はその一部始終をクローゼットに隠れながら見ていて、隣には泣きじゃくっている妹の陽菜。

1話で閉めてあるクローゼットを見て氷月フラッシュバックを起こした理由が判明しましたね。

氷月の回想から口論していた両親が揉み合いになり、逆上した父親が母親の首を絞めているという状況だと判明しました。

その後、姉妹2人には世間の誹謗中傷が浴びせられる事態になっていったのです。

こんな状況を目の前で見てしまったら、人が怖くなってもおかしくありませんよね。

ドラマファン

母親の事件には、まだ隠された事実がありそう…

母親の事件は詳細が分かっていないので、今後少しずつ事件について明かされていくはずです。

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【アイシー4話】ネタバレあらすじ・考察・感想

ドラマ『アイシー』第4話のネタバレあらすじ、考察、感想をまとめていきます。

第4話では柊班の部下・穂村正吾の姉が暴漢に襲われて亡くなっていたことが明らかになりました。

新たに発生した殺人事件と誘拐事件は繋がっている可能性が高いと分かり、捜査が続いています。

公園の雑木林で、会計士・西村圭一郎(三福エンターテイメント)の遺体が見つかります。

西村の上半身には黄色いブランケットがかけられ、胸につけられた「12」と読める傷は死後につけられたものでした。

捜査によって、西村がマンションの購入資金を使い込んでいてお金に困っていたこと、周囲の人にある投資ファンドを勧めていたことが分かります。

マンションの購入資金を使い込んだ西村は妻子と別居となり、広いマンションに一人で暮らしていました。

西村が勧めていたのは奥貫純生(小久保寿人)が立ち上げた投資ファンドで、西村は経理を担当していたのです。

奥貫に話を聞こうとした矢先、奥貫の妻・梨々花(小林涼子)の通報によって、西村が見つかる前日に奥貫が誘拐されていたことが分かりました。

事件を解決したい気持ちが先走った穂村は、自己判断で行った単独捜査を咎められます。

食事をしながら、氷月、土屋、穂村は捜査について話していました。

その中で瑞江の殉職の話をきっかけに、穂村は自分の経験した辛い過去を明かしました。

穂村の姉は出かけた場所で暴漢に襲われ、穂村はその一部始終を目の前で見ていたのです。

「あんな思いを他の人にさせたくなくて、刑事になった」と話す穂村。

それを聞いた氷月は表情を少し変え、「知らなくてごめん」と穂村に謝りました。

ドラマファン

穂村が自分と似たような経験をしていたことに驚いたのかも

入院治療中の木皿を穂村が見舞い、襲われる前に木皿が言っていた「あるんじゃないかな。柊主任の中にずっと解けない永久凍土みたいな何かが…」という言葉について聞きます。

木皿は「カメラアイの体質だったら、忘れたい嫌な記憶とかも忘れられない。主任は苦しむ心を無理やり閉じ込めるために、自分で自分の心を凍らせてるんじゃないかって。意識的にか無意識的にかは分かりませんけど…」と話しました。

ドラマファン

木皿さんの分析、意外と鋭いな…

氷月と土屋は妻の梨々花に、西村が見つかった現場にいたのか聞きます。

梨々花が明かしたのは誘拐される前日の夜、奥貫は腕と背中を刺された状態で帰宅していたこと。

そして、警察に言わないように言い残して、一人で病院へ向かったという事実でした。

もしかしたら夫が関わっているかもと思い、現場へ向かっていたのです。

その後、柊班の聞き込みにより、奥貫と知り合いという医師が奥貫のケガを治療していたことを認めます。

医師の話から、奥貫への治療は腕と背中の刺し傷と小指切断の計2回行われていたと判明。

その事実を知った氷月たちは、奥貫の誘拐事件は自作自演ではないかと疑い始めました。

ドラマファン

もし奥貫の自作自演だとしたら、自分で指を切ったってこと⁉

これからの展開が予想できないラストとなりました。

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考察①奥貫の誘拐は自作自演?

奥貫の誘拐が自作自演の可能性はあります。

その根拠は治療を行った医師のもとに、2回とも1人で行っていることです。

1回目の治療は自宅からなのでおかしくありませんが、2回目の治療は自宅に脅迫状が届いていた後。

もし本当に誘拐されているなら、犯人が逃亡しないよう監視役として付き添うのではないでしょうか。

しかし、医師は「奥貫は1人で来た」と断言していたので、やはり自作自演の狂言誘拐の可能性が高いでしょう。

そこで生じるのは、なぜ自分の身体を犠牲にしてまで誘拐に見せかけたいのかという疑問です。

会社経営に関わっていた会計士の西村が殺されたことと関係しているのならば、誰かから逃げている、もしくは身を隠している間に処分したい何かがあると考えられます。

また氷月が考えていたようにキリストと使徒ユタになぞらえているのであれば、奥貫は西村に裏切られたことになります。

裏切られた内容は殺人事件と誘拐事件、どちらにも深く関わる重大なことなのでしょう。

奥貫の誘拐の真相が分かれば、おのずと西村が殺された理由とその犯人が判明すると推察します。

考察②氷月のトラウマを妹の陽菜は知っている?

以前、氷月は「妹は母の事件のことは忘れている」と話していましたが、本当に忘れているのでしょうか。

陽菜は氷月に嫌なことがあったことを感じ取り、「家族なんだから、話してくれてもいいのに」と話しかけるほど姉の変化に敏感だと思います。

もし陽菜に事件の記憶が少しあって、自分で調べた情報と合わせて、氷月の抱えたトラウマや記憶に気付いていてもおかしくありません。

これから陽菜が氷月のトラウマと記憶に寄り添い、氷月の心が少しずつ変化するという可能性もありそうです。

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【アイシー5話】ネタバレあらすじ・考察・感想

ドラマ『アイシー』第5話のネタバレあらすじ、考察、感想をまとめていきます。

第5話では奥貫の誘拐は自作自演だと分り、さらにファンドで不正操作を行って大金を手にしていたことも判明。

また、西村を殺害した犯人を示す証拠が見つかり、奥貫は逮捕されました。

奥貫の自作自演の可能性が高まり、事件が公開捜査となった直後、奥貫らしき人物とトラブルになったと岡田一郎(本間剛)が名乗りでます。

岡田は身障者スペースに車を止めていた奥貫に話しかけたが態度が悪かったと話し、あまりに酷かったので止めていた車の写真を撮っていました。

その写真を入院中の木皿に渡し、氷月たちは奥貫の足取りを追い始めます。

木皿は瑞江とともに襲われた時の恐怖と犯人を追いかけられなかった後悔から、フラッシュバックが起こるようになっていました。

「現場に戻るのが怖い」と明かす木皿に、氷月は自分の過去と心の傷、そして瑞江が語っていた覚悟を話したのでした。

その話を聞いた木皿は少しずつ前を向き始め、自分のできる範囲で捜査に協力するように…。

ドラマファン

木皿のフラッシュバックが心配だなぁ

奥貫の車が特定され、柊班は所轄刑事の小金井大(えなりかずき)らと協力して、奥貫の逮捕に至ります。

氷月と土屋は、奥貫の妻・梨々花に奥貫の自作自演や大金を手に入れていたことなどについて聞きました。

梨々花から奥貫の実家が都内にあると聞いた氷月は、土屋、穂村とともに、その実家へ向かいました。

実家は最近まで人が生活していた形跡があり、玄関横の庭を掘り返した跡も発見。

そこに埋められていたのは血の付着した包丁で、西村と奥貫の血液だと断定されました。

それを証拠として、氷月は釈放された奥貫の元へ向かい、西村の殺害について問いただします。

ドラマファン

おかしいと気付きながらも、ずっと信じ続けていた奥さんが可哀想…

奥貫の不正に気付いた西村は、奥貫に包丁を向けました。

二人が揉み合いになった中で包丁が西村に刺さり、西村は命を落としたというのが事件の真相です。

奥貫は近くになった黄色いストールを掛け、さらに西村の胸元に「12」の文字を刻みました。

何度も「ユダ」と口にしていた奥貫にとってのユダ、つまり裏切り者は誰だったのでしょうか。

自分に刃を向けた西村なのか、信じ続けていた妻・梨々花なのか、はたまた変わってしまった自分自身だったのか…。

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考察①氷月の新たなトラウマ?

氷月のトラウマは父親が母親を手にかけたことだけでなく、家族が犯罪者になったことではないかと思います。

そう感じたのは、奥貫の妻・梨々花に「家族でも犯罪者は犯罪者です」と言い切ったシーンです。

複雑な表情を浮かべただけでなく、父親が母親を手にかける状況の回想もありました。

氷月自身、被害者家族であると同時に、世間からは”犯罪者の娘”として誹謗中傷を受けていました。

犯罪者の家族という事実を受け止めることが大きなストレスということは、容易に想像できます。

そのストレスを中学生や高校生くらいで受け止めていた氷月の心に、トラウマとして残り続けていても不思議ではありません。

これまでの話の中では、その経験が残された家族に寄り添うことや犯人の説得に活かされている様子がありました。

今後、氷月の捉え方や周りの環境次第で、トラウマから大きな武器に変化していく可能性もありそうです。

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【アイシー6話】ネタバレあらすじ・考察・感想

ドラマ『アイシー』第6話のネタバレあらすじ、考察、感想をまとめていきます。

第6話では氷月は貝原監察官から瑞江の殉職についての聴取を受け、捜査権のない特別待機班への異動を命じられました。

氷月は、監察官の貝原(今井朋彦)から殉職した瑞江(柏木悠)のことで事情聴取を受けることに…。

団地の一室で住人の本間幸恵(滝沢涼子)が遺体で見つかり、殺人事件として捜査が始まります。

氷月不在の柊班は、勝村班の指揮下で捜査を行うことになりました。

幸恵と同居する娘・葉子が重要参考人とされ、警察は行方を追います。

土屋と穂村は葉子の居場所を突き止めて接触を図るも、葉子の交際相手・海老塚堅斗(宮崎秋人)に阻まれてしまいました。

葉子の様子を見た土屋は、葉子はストックホルム症候群ではないかと推測。

その確証を得ようと穂村とともに捜査をする土屋に、勝村は威圧的な態度を取ります。

結局、土屋と穂村の捜査から幸恵を殺したのは葉子ではなく、葉子の交際相手・海老塚だと判明。

土屋たちの捜査から海老塚の居場所を突き止め谷も関わらず、手柄は勝村班のものになります。

土屋と穂村に対して威圧的な態度を取る勝村は、土屋たちとのやり取りをきっかけに過去の土屋の行動を暴露しました。

実は、勝村と土屋は5年前にも対立したことがあり、その時に勝村を殴ってしまった土屋は左遷されていたのです。

ドラマファン

「前科がある」と言われる土屋の過去には、勝村が絡んでいたのか…

土屋が捜査一課に戻れるように手助けをしたのが貝原監察官で、土屋は彼からの指示に抗えず氷月に関する内偵を続けていました。

事件解決直後、退院した木皿が柊班に復帰し、氷月に「早くみんなの力になりたい」と伝えます。

その言葉を聞いた氷月は少し表情を緩め、嬉しそうな顔をしていました。

結局、監察からのお咎めはなかったものの、柊班全員が特別待機班への異動を命じられます。

ドラマファン

氷月がいなくなったら、柊班はどうなってしまうの!?

氷月が処分されたにも関わらず、貝原監察官は身内に人殺しがいる氷月がいつ豹変するか分からないからと監視を継続するよう、土屋に指示します。

ドラマファン

貝原の氷月に対する偏見が酷すぎる!
土屋の弱みを利用してるのも許せない!

氷月は土屋と貝原監察官の話を聞いてしまい、土屋が自分を内偵していたと知ることに…。

話しかけようとする土屋に「信じられない…」と告げて、氷月は立ち去ってしまいました。

考察①氷月と土屋の関係

土屋の裏切りに傷付いた氷月ですが、彼女が大きく傷付いたのは過去の経験もあるからだと推察します。

過去の経験、それは信頼していた父親が母親を殺してしまったことです。

信頼している人に裏切られる経験をした氷月は人が怖くなり、ずっと心を閉ざしていました。

そんな氷月はバディとして行動を共にする土屋を信頼していたはずです。

しかし、再び信頼する人の裏切りを経験した氷月は、心を閉ざしてしまう可能性もあります。

そうなれば、これまで築いてきた柊班の信頼関係も揺るぎかねない事態になるでしょう。

ただ、柊班には氷月の気持ちを推し量る木皿がいるので、氷月の心の変化に気付くはずです。

また、氷月と土屋の間には穂村が入り、柊班がバラバラにならないようにバランスを保ってくれるかもしれませんね。

今後の土屋と氷月の関係や土屋が内偵を続けていた理由が、今後氷月のトラウマに影響するのではないかと考察します。

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【アイシー7話】ネタバレあらすじ・考察・感想

ドラマ『アイシー』第7話のネタバレあらすじ、考察、感想をまとめていきます。

第7話では柊班は森の中で遺体で見つかった紗奈が本当に自殺なのかを捜査し、亡くなる前日に引き出した1,000万円の行方も追っていました。

また、監察官の指示で氷月について内偵していた土屋は、内偵を続けることを拒みました。

柊班は退院して仕事復帰した木皿の快気祝いをします。

その場で氷月は柊班が特別待機班所属になったことを伝え、希望する人は異動願を出してもいいと話しました。

穂村と木皿は帰りながらどうするのかを話すものの、突然のことに戸惑っていました。

森の中で花形紗奈(大出奈々子)の遺体が発見され、柊班は現場へ向かいます。

紗奈は森の中で椅子に座っていて、周りにはトランプが散乱し、そばの木にはメッセージカードが貼られていました。

状況から自殺の可能性が高いと考えられましたが、柊班は紗奈の生活や家族について捜査を始めます。

氷月と木皿が紗奈のアパートを訪ねると、紗奈の交際相手・進藤大地(濱田龍臣)がいました。

紗奈と連絡が全く取れず、部屋にいれば帰ってくると思って合鍵で入ったという進藤に、木皿は紗奈が遺体で見つかったと伝えます。

一方、穂村は偶然土屋が監察だと知り、木皿に話しました。

ドラマファン

木皿とは共有したい内容だったんだろうな…

木皿は過去の捜査資料から氷月の両親の事件を見つけ出し、穂村と情報共有をします。

紗奈は亡くなる前日に貯金から1,000万円を引き出していましたが、誰かに渡したのかすら分からない状況です。

土屋と穂村は紗奈の母から話を聞き、紗奈が家出していた事実と家出の理由が父親からのDVだと知りました。

その話を聞いた土屋と穂村は、氷月の境遇とそっくりだと驚きを隠しきれません。

ドラマファン

仲間がここまで心配してくれるのは、氷月の人柄もあるよね

紗奈の家庭事情を把握した氷月たちは、紗奈は引き出したお金を父親に渡していたのではないかと推測します。

土屋は紗奈の父・龍二(波岡一喜)を探し出し、紗奈が亡くなる前日について聞きました。

龍二は紗奈からお金は渡されていないと否定し、娘のSNSを見て紗奈の苦しみを知ったと明かしたのでした。

土屋は貝原監察官に内偵を辞めることを申し出た後、氷月と話そうとしますが、氷月は聞く耳を持ってくれません。

氷月の妹の陽菜は、刑に服していた父親の出所が決まったことを氷月には言えずにいました。

ドラマファン

姉の気持ちを考えたら、なかなか言えないよね

氷月は陽菜が何か隠していることに気付きますが、陽菜が話さないので深く追求しませんでした。

紗奈が引き出した1,000万円の行方はいまだに掴めず、自殺か否かを判断する決定的な証拠も見つからないままでのラストとなりました。

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考察①氷月のトラウマと記憶

紗奈の家庭環境を聞いた氷月は、自分の父親に関する記憶を思い出していました。

それは氷月にとっては辛いものであり、柊班のメンバーは心配して見守っています。

土屋が単独で紗奈の父・龍二の行方を追ったのも、氷月の辛い記憶を呼び起こしたくないという配慮でした。

氷月は捜査中に自分の記憶と似た状況や結びつくものに関わると、辛い記憶が浮かんで、呼吸が荒くなってしまいます。

そのことを理解している柊班のメンバーの配慮や助けによって、今後氷月の辛さが軽減していく可能性もあるでしょう。

考察②土屋の考え

第6話のラストで氷月は土屋が監察の人間だと知り、土屋に「信じられない」といい、距離を取っています。

そんな氷月に対して、土屋は何度も話をしようとしていました。

第7話で土屋は氷月を傷つけないために一人で花形龍二の捜査をしたと話していましたが、それは本心なのでしょうか。

もし本当に氷月を心配しているとすれば、貝原監察官からの指示で内偵をしていた土屋が、なぜそう考えるようになったのかという謎が残ります。

土屋には貝原監察官の指示に従わざるを得ない背景があったので、自分の気持ちを押し殺していたのかもしれません。

仮に柊班に配属される前から氷月のことを気にかけていたとすれば、過去に氷月やその家族たちとの関わりがあった可能性も出てきます。

今後氷月が土屋の自分に対する気持ちや考えを知ったら、氷月の記憶やトラウマに変化があるのでは…と推察します。

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【アイシー8話】ネタバレあらすじ・考察・感想

ドラマ『アイシー』第8話のネタバレあらすじ、考察、感想をまとめていきます。

第8話では森の中で遺体で見つかった紗奈は自殺ではなく、恋人だと言っていた進藤に殺されていました。

紗奈が引き出した1,000万円は、父親の借金返済のために貯めていたものでした。

柊班は紗奈の携帯電話と引き出した1,000万円の行方を追っていました。

木皿は携帯電話がないのに紗奈は自殺だと考えていいのか?という疑問を持ちます。

そして、紗奈が黒ウサギという名でライバーをしていたことに注目。

発見された場所が不思議の国のアリスの世界観を意識したようになっていたことにも、何か意味があるのではないかと考えます。

紗奈が貯めていた1,000万円は、ライバー配信の投げ銭で得たらしいと判明。

紗奈の配信を見ていたリスナー達に話を聞くと、口を揃えて男の影は感じられなかったと言います。

合鍵を持っていた半同棲状態だった恋人の進藤は、自宅で配信をしていたのにライバーということを知りませんでした。

ドラマファン

半同棲している恋人が配信のことを知らないなんて、おかしいよ…

その事実に氷月たちは違和感を感じ、さらに詳しく捜査をすることにします。

一方、土屋は紗奈の父・龍二を単独で追っていますが、氷月の許可はありません。

土屋には考えがあるようで、単独捜査に出る前には穂村に「柊班を頼む」という電話をかけていました。

消費者金融を訪れた龍二に土屋は接触しますが、龍二は紗奈とのことや1,000万円の行方については一切話しませんでした。

一切話さない龍二に、土屋は「まだ父親としてできることはあるんじゃないか」と語りかけていました。

数日後、出頭した龍二は、土屋と話したいと要望します。

ドラマファン

土屋の言葉が龍二の気持ちを動かしたんだね!

龍二は土屋に紗奈が妻にストーカーで困っていると相談していたこと、妻には内緒で紗奈に会っていたことを明かしました。

また、自分の借金返済のためにお金を貯めていたことを知っていたけど、そのお金は受け取れなかったと話します。

そこからストーカーを特定するために氷月のカメラアイの能力を活用した結果、恋人と言っていた進藤がストーカーだと断定します。

紗奈の部屋に飾ってあった進藤とのツーショット写真で、紗奈はメガネをかけています。

実は配信の中で、「メガネは黒ウサギの時だけ。信頼出来る人には素顔を見せる」と紗奈は話していました。

氷月はそこに気付き、進藤は恋人ではなく黒うさぎに多額の投げ銭をしていた熱狂的なリスナー=マッド・ハッターだと考えたのです。

紗奈の部屋にあったマグカップや男性物の下着などは、進藤が偽装工作で置いていました。

逮捕された進藤は「多額の投げ銭をしたのに、お金のために利用されていたことに腹が立ち、紗奈を自分だけのものにしたのだ」と話し、反省した様子はありません。

その言葉を聞いた氷月は「家庭に居場所がなかった紗奈は、自分ではない誰かになってまで愛されたかった。あなたはその気持ちを踏みにじった」と珍しく感情的になっていました。

ドラマファン

氷月が感情を出せるようになってて、なんか嬉しい!

龍二に話を聞いた際に手荒な方法を取ってしまった土屋は、柊班を離れることになります。

実は土屋は柊班を離れる覚悟で単独捜査をしていて、貝原監察官には「柊は警察に必要な人間だ」とまで進言していました。

ラストでは事件解決して帰宅した氷月が陽菜の落ちた手帳を拾い、父の出所を知ってしまいました。

ドラマファン

とうとう氷月が父の出所を知ってしまった… 今後どうなるんだろう

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考察①氷月の変化

第8話での氷月の変化は、真犯人だった進藤の取り調べの中で自分の感情をぶつける様子があったことです。

これまで氷月が感情を露わにすることはほぼなく、語気が強くなる程度でした。

しかし、進藤の紗奈を殺した動機を聞いて、かなり感情をぶつけていたことは大きな変化です。

今回の被害者・紗奈の家庭環境が自分と似ていたことも感情的になった理由のひとつだと思います。

ただ、ここまで感情的になる変化は、柊班メンバーと信頼関係ができて、自分の気持ちを出しても大丈夫という安心があるからではないでしょうか。

さらに土屋に刑事になった理由を聞かれて、「カメラアイの体質を肯定することでしか生きられなかった。カメラアイの体質を意味あることに使って、前を向いて生きるために刑事になった」と答えていたのも大きな変化です。

今までの氷月だったら、自分のことを詳しく答えなかったはず。

ここまで話せるのは、土屋を含めた柊班メンバーを信頼し、心を開いているからでしょう。

第8話の氷月の2つの変化は、最終回までの中で大きな意味を持っていくと考察します。

考察②木皿の変化

第8話ではトラウマを抱えていた木皿に大きな変化があり、その変化が氷月にも影響を与えるだろうと考察します。

木皿は「自分の右手に残った傷跡は、同僚の瑞江を救えなかったこと、犯人に立ち向かえなかったという後悔を忘れないという自分への戒め」だと氷月に語りました。

氷月は少し吹っ切れた様子の木皿の言葉に、少し安心したようでした。

また、第8話の終盤には正体がバレて逃げようとした進藤を取り押さえようと動いていました。

その姿からは現場での恐怖感などは感じられず、大きな変化が感じられました。

木皿の変化を目の当たりにした氷月が何を思い、どう感じるのかが、最終回に向かう中での変化に繋がるのではないかと思います。

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【アイシー9話】ネタバレあらすじ・考察・感想

ドラマ『アイシー』第9話のネタバレあらすじ、考察、感想をまとめていきます。

第9話では出所した氷月父が射殺事件の容疑者として追われることになりました。

氷月は落ちていた妹・陽菜の手帳から、父の出所を知ります。

それをきっかけに陽菜が父と面会していたことを知った氷月は、陽菜と意見が食い違ってしまいました。

そんな中、出所した父・夏見喜次(杉本哲太)は岩田春樹(木原勝利)という男性を射殺するという事件を起こします。

事件で使われた拳銃は、交番勤務の警察官から奪われていたものでした。

氷月は父の無実を信じたいと思いながらも、射殺事件の現場付近で父を目撃。

その後の捜査で夏見が事件の容疑者となったため、捜査から外された氷月は休暇を申請しました。

柊班の穂村と木皿は、氷月のことを気にかけながらも捜査を続けていきます。

そんな中、岩田が夏見に射殺された現場の目撃者が見つかります。

目撃者は岩田の実の娘でしたが、家に押しかけてお金をせびった岩田には家族を崩壊させた恨みを持っていました。

一方、土屋が柊班から離れたことにより、柊班には解散が告げられました。

その話を聞いた安田(石黒賢)と一課長の赤松(菅原大吉)は、監察官の貝原と話す機会を作ります。

安田と赤松は、貝原が氷月を執拗に警戒している理由を知ることに…。

過去に氷月と同じ境遇の少女がいて、警察はその少女のフォローをしていました。

しかし、警察が少し安心していた矢先、その少女は人を殺してしまいます。

少女の行動を知っている貝原は、氷月が同じように人を殺してしまうのではないかという心配がどうしても拭えなかったのです。

ドラマファン

氷月と似た境遇の少女の話に驚いた…!

貝原の経験に基づいた氷月を警戒する理由には、安田と赤松は反論できずにいました。

休暇に入った氷月は母が眠るお墓へ向かいますが、父とは入れ違いになってしまいます。

氷月を心配した土屋が現れ、2人は墓参りの帰りに立ち寄っていた岩場へ行きました。

そこに穂村と木皿も合流し、氷月は自分の心の葛藤や気持ちを打ち明けます。

土屋、穂村、木皿の3人はその気持ちを受け止め、父と会う場面に立ち会うことにしました。

ドラマファン

氷月の気持ちを受け止めてくれる柊班メンバーの存在、大きいね

そこへすぐ近くに父がいるという連絡が入り、氷月は土屋たちとともに向かいます。

ついに父と対峙した氷月は拳銃を渡すように促し、父は素直に応じました。

しかし、拳銃を受け取った氷月は気持ちの変化を感じさせる表情を見せ、緊迫した空気感のラストとなりました。

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考察①氷月と陽菜の気持ち

陽菜の手帳がきっかけで、氷月と陽菜の父に対する気持ちの違いが判明しました。

氷月は母親を手にかけたことが許せず、出所しても会いたいとは思えません。

一方の陽菜は何度か面会したものの、そんなに悪い人には思えないと明かしています。

第9話では氷月と陽菜の気持ちがすれ違ってしまいました。

射殺事件と母親の事件の真相が明らかになれば、氷月と陽菜のすれ違った気持ちも修復すると考察します。

考察②柊班の存続

第9話では柊班に解散が告げられてしまいました。

しかし、捜査一課長の安田や係長の赤松は柊班の解散には反対しています。

貝原監察官は柊班の解散を喜んでいますが、このまますんなり解散になるとは思えません。

柊班所属の穂村と木皿はもちろん、異動となった土屋も柊班を解散させないために動いていくはずです。

最終回では柊班の行方とともに、柊班メンバーの絆も感じられる展開になると考察します。

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『アイシー』ドラマのキャスト・相関図

ドラマ「アイシー」の主要キャストと相関図を紹介します。

ドラマ「アイシー」の中心になるのは、氷月率いる警視庁捜査一課の柊班です。

個性的なメンバーの多い柊班の活躍に期待が高まりますね。

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柊氷月(ひいらぎ ひづき)/ 波瑠

警視庁捜査一課 第3強行犯 第1係(通称・柊班)に所属する女性刑事。

瞬間記憶能力(カメラアイ)という特殊能力を持ち、ノンキャリアで警視庁捜査一課の主任となりました。

犯人に対しては徹底的で容赦しないため、”氷の女王”という異名を持っています。

氷月が抱える忘れられない過去と負った心の傷は、少しずつ明かされてきています。

トラウマのきっかけとなった父と対峙することで、過去のことやトラウマを克服できるのかに注目が集まっています。


土屋健次郎(つちや けんじろう)/ 山本耕史

柊班では氷月の相棒でひょうひょうとした刑事ですが、監察官の貝原に指示されて氷月の行動監視をするため柊班に所属しています。

「土屋には前科がある」の真相は、仕事のいざこざがきっかけで同僚を殴ってしまったことでした。

異動させられた後、貝原の口添えで捜査一課への復帰を果たし、柊班の所属となりました。

しかし、独断で単独捜査をした上、参考人に対して暴力をふるったため、柊班を離れることに…。

柊班を離れながらも、氷月のことをずっと気にかけています。

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瑞江律(みずえ りつ)/ 柏木悠

新人刑事ながら、父は警察庁長官というサラブレッド。

現場経験を積むために柊班に入り、自ら犯人を捕まえるという目標を持っています。

しかし、3話で張り込み中に木皿とともに襲われて大けがを負いました。

病院で治療を受けて意識が戻った後に急変して、命を落としてしまいました。


穂村正吾(ほむら しょうご)/ 森本慎太郎

クールな氷月とは対照的で、熱い気持ちを持つ体育会系の若手刑事。

柊班に所属しながらもカメラアイの能力に疑念を持ち、氷月をライバル視しています。

『アイシー』4話では、過去に目の前で姉が暴漢に襲われて亡くなったことを氷月と土屋に明かしました。

彼の熱い気持ちは、「自分と同じ思いをさせない」という信念から生まれているようです。

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木皿啓介(きさら けいすけ)/ 倉悠貴

SSBC(捜査支援分析センター)勤務の経験を持つエリート刑事。

現場主義の氷月とは真反対の頭脳派で、体力にはあまり自信がありません。

SSBCで培ったスキルを、捜査でどう発揮していくのかに注目したいですね。

3話で瑞江とともに襲われて大けがをしたものの、退院して現場復帰しています。

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『アイシー』最終回ネタバレ結末!全話あらすじ考察・感想まとめ!

ドラマ「アイシー」の最終回ネタバレ・結末、全話あらすじ・考察・感想をまとめてきました。

ドラマ「アイシー」の最終回結末は、岩田を射殺したのは息子の仙川康介で夏見はそれを庇っていたと分かりました。

また、氷月はトラウマを克服し、柊班には土屋が戻ります。さらには新メンバーとして小金井が配属されて新たなスタートを切りました。

ラストで柊班が捜査一課に復帰したので、続編があるといいですね!

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