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映画『ファーストキス 1ST KISS』結末ネタバレ!最後のシーンの意味を考察

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ドラマファン

映画『ファーストキス 1ST KISS』の結末ネタバレが気になる!

松たか子さんと松村北斗さん主演の映画『ファーストキス 1ST KISS』で、「駈の運命は変えられたのか?」「最後のシーンの意味は?」など、映画の結末について疑問を持つ方もいるはずです。

そこでこの記事では、映画『ファーストキス 1ST KISS』の結末ネタバレを詳しく解説し、ラストシーンに込められた意味を考察します。

また、映画の重要シーン、手紙や餃子、ポラロイド写真、シャッター音が意味するものについても考察します!

脚本・坂元裕二、監督・塚原あゆ子の初タッグが実現した注目の今作について、深掘りしていきましょう。

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目次

映画『ファーストキス 1ST KISS』結末ネタバレ!

映画『ファーストキス 1ST KISS』の結末をネタバレすると、カンナが過去で若き日の駈に全てを告白し、二人が新たな15年間を過ごすも、やはり2024年7月10日に駈が命を落とすというラストです。

■結末のポイント
・駈の死は避けられない運命
・手紙に込められた夫の想い
・3年待ちの餃子
・変化した15年の記憶

何度もタイムスリップしたカンナは、最後のチャンスとしてかき氷屋での出会いの場面で真実を打ち明けます。

うっかり「2024年7月10日 スズリカケル死亡」と書いた付箋を靴下の裏につけたまま過去に来てしまい、それを駈が見つけたことがきっかけでした。

2009年には存在しないスマートフォンも偶然見られてしまい、カンナは未来から来たこと、二人が結婚して離婚すること、そして駈の死について、全てを告白せざるを得なくなります。

カンナは駈に「出会わないで」と懇願しますが、駈は「カンナと出会わない未来は嫌だ」「離婚するなんて嫌だ」と拒否。

むしろ目の前の44歳のカンナにプロポーズするのです。

ドラマファン

今の君に15年後に会えないなんて嫌だってセリフ、沁みる…

そして駈は29歳のカンナと出会い、二人は前回とは違う、愛に満ちた結婚生活を送ります。

以前の世界では目も合わさず、別々のベッドで寝たりしていた夫婦が、今度は同じベッドで眠る仲睦まじい夫婦として描かれます。

しかし運命は変えられず、駈は予定通り2024年7月10日、駅のホームでベビーカーに乗った赤ちゃんを助けようとして命を落とすという結末を迎えます。

駈の死後、カンナがカレンダーをめくると一通の手紙が出てきます。

その手紙には、15年の何気ない日々だけど愛に満ちた二人の生活の記しと、「僕がこれから受け入れる未来は、君と出会うための未来だった」「結果は変えることはできなかったけど、僕は人生を変えることはできた」という言葉が記されていました。

最後に、元の世界ではカンナが自分で注文していた3年待ちの餃子が、新しい世界では駈がカンナのために注文してくれていたものだと判明。

駈の遺影に向かって『ありがとう。』と優しく語りかけるカンナの姿が、15年間の愛の証として物語は幕を閉じます。

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映画『ファーストキス 1ST KISS』最後のシーンの意味を考察

映画『ファーストキス 1ST KISS』の最後のシーンについて考察していきます!

映画『ファーストキス』の最後のシーンで考察するのは、『手紙』『ポラロイド写真』『3年待ちの餃子』です!

これらは人生と運命、そして愛についての深いメッセージが込められていると思います。

考察①手紙に込められた深い愛

映画『ファーストキス 1ST KISS』の最後のシーンで駈が残した手紙には、ただ運命を変えることだけが幸せではないという真理が込められています。

「結果は変えられなかったけど、僕は人生を変えることはできた」という言葉は、生き方を選べることの大切さを教えてくれますよね。

毎日の小さな幸せの積み重ねこそが、本当の人生の価値だと伝えたかったのだと思います。

15年前の駈がカンナに言った、『生きるか死ぬかは変えられなくても、僕は結婚生活変えることはできる』というセリフ通り、駈は15年という結婚生活を大切に過ごしてきたのだと思います。

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考察②写真が意味するもの

小学5年生の二人組が撮影したポラロイド写真は、カンナの過去への旅の証明として重要な意味を持っています。

物語の始まりと終わりを象徴する、2枚の写真の変化は印象的です。

最初のとうもろこしの写真の変化は、カンナに「未来は変えられる」という希望を与えました。

そして、カンナがタイムトラベルを繰り返すたびに同じ場所で小学生に写真を撮られ続け、その写真が複数枚存在することは、カンナの奮闘の証となっていますよね。

そして最終的にカンナは、この写真を駈に見せることで自分が未来から来たことを証明します。

駈も自分を生かすためにこんなに頑張ってくれたのだと、圧倒されていましたね。

考察③3年待ちの餃子が意味するもの

映画『ファーストキス 1ST KISS』の最後のシーンで届く3年待ちの餃子は、前の世界ではカンナ自身が注文していたものでした。

しかし新しい時間軸では、駈がカンナのために密かに予約していたことが判明します。

この変化は、二人の15年間がいかに愛に満ちていたかを表現していると感じました。

お互いの嫌な部分を指摘するだけの離婚寸前の夫婦から、相手が喜ぶ顔が見たい、そのために自分の時間を使うという愛に満ちた夫婦になった証なんですよね。

ドラマファン

トースターをカンナのために買っていたのも優しすぎる!

死という結末は避けられなくても、その過程の毎日は以前とはまったく違う豊かなものだったという駈のメッセージが込められています。

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考察④死生観への問いかけ

駈が最期に亡くなってしまう結末は変えられなくても、それまでの毎日が笑顔で過ごせたのか、それとも怒ったり歪みあったりしながら過ごしていたのかで、人生の価値は違ったものになりますよね。

駈は死を知りながらもカンナとの出会いを選び、毎日を大切に生きました。

この選択は、生きることの意味や、愛する人との時間の価値について、観る人に深く問いかけているように感じます。

ドラマファン

結婚生活はリアルしかないから時々衝突する時もあるけど、お互いを思いやる気持ちは大切だよね。

ドラマファン

寂しいって気持ちは、寂しいだけでできてるんじゃなくて、好きという気持ちから始まってるってセリフ、坂元さん節炸裂してるわ

考察⑤二つの時間軸が意味するもの

44歳で未来から来たカンナと、29歳から新しい人生を歩んだカンナという二つの時間軸の存在は重要な意味を持ちます。

44歳のカンナは全てを駈に話して別れた後、二度と登場しません。

その後に描かれるのは、29歳から駈と15年を過ごした「新しいカンナ」の物語

この設定は、人生には常に新しい可能性が開かれているというメッセージを感じます。

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映画『ファーストキス 1ST KISS』あらすじネタバレ

映画『ファーストキス 1ST KISS』あらすじをネタバレします。

結婚15年目の硯カンナ(松たか子)と硯駈(松村北斗)は離婚を考えていましたが、その日、駈は事故で亡くなってしまいます。

カンナは突然のタイムスリップで、駈と出会う前の15年前にたどり着きます。

若き日の駈に再び出会ったカンナは、最愛の夫の死を変えようと、何度もタイムスリップを繰り返していきます。

カンナの前には、天馬教授(リリー・フランキー)の娘・里津(吉岡里帆)や、カンナの同僚の杏里(森七菜)など、2人の運命に関わる人々が現れます。

過去と現在を行き来するうちに、カンナは駈に想いを寄せる里津(吉岡里帆)の言葉から、ある決断に至ります。

「結婚しなければ、駈は死なない」。

果たして2人の運命は変えられるのか…。

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映画『ファーストキス 1ST KISS』キャスト・脚本・監督

映画『ファーストキス 1ST KISS』のキャストや脚本、監督を紹介します。

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硯カンナ(松たか子)

結婚15年目にして夫を事故で失うが、ある日突然15年前にタイムトラベルする主人公。

若き日の夫と再会し、再び恋に落ちる。

硯駈(松村北斗)

カンナの夫で古生物学の研究者。

突然のタイムトラベルで未来から来た妻と出会い、運命を左右する決断を迫られる。

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天馬里津(吉岡里帆)

駈が研究する大学教授・天馬市郎の娘。

駈に密かに想いを寄せるが、彼の心は別の方向を向いている。

世木杏里(森七菜)

カンナとともに働く美術スタッフ。

年下ながら的確な助言をするしっかり者で、カンナを支える存在。

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天馬市郎(リリー・フランキー)

古生物学の教授で、駈の恩師。

駈の才能を高く評価し、親身に指導している。

田端由香里(YOU)

テレビ局のプロデューサー。

カンナの仕事に関わり、舞台演出の世界を取り巻く存在。

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宇佐見慶吾(松田大輔)

星ヶ丘リゾートホテルの客室責任者。

カンナと駈が出会う場面を間近で見届ける。

青山悠人(和田雅成)

舞台俳優で、カンナが手掛ける2.5次元演劇の出演者の一人。

作品の重要なシーンに関わる。

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雨宮辰雄(鈴木慶一)

古書店「雫堂」の書店員。

物語の中でカンナの心に影響を与える重要な存在。

鳩村咲楽(神野三鈴)

星ヶ丘リゾートホテルの支配人。

カンナと駈が過去と向き合う場所を提供する。

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宅配便の配達員(竹原ピストル)

カンナの日常に登場する宅配便の配達員。

思わぬ形で彼女の運命を動かす存在。

茅島勇磨(佐伯大地)

舞台俳優で、カンナが関わる2.5次元演劇の出演者の一人。

舞台上で強い存在感を放つ。

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星ヶ丘リゾートホテルのパーティー客(エキストラ)

カンナと駈が重要な決断を下す場面に登場するホテルの宿泊客たち。

脚本・坂元裕二

映画『ファーストキス 1ST KISS』の脚本を手がけたのは、『カルテット』や『大豆田とわ子と三人の元夫』で知られる坂元裕二です。

2023年には是枝裕和監督『怪物』でカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞しており、本作はその受賞後初となる待望のオリジナル劇場作品です。

坂元は本作について「お互いにちょっと飽きてしまった中年夫婦の、妻が時を越えて若い頃の夫に恋をする物語」と語っています。

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監督・塚原あゆ子

映画『ファーストキス 1ST KISS』監督を務めるのは『ラストマイル』『グランメゾン・パリ』などを手掛けた塚原あゆ子です。

繊細な感情表現に定評があり、本作でも松たか子と松村北斗の微妙な心情を丁寧に描き出しています。

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映画『ファーストキス 1ST KISS』結末ネタバレ!最後のシーンの意味を考察まとめ

この記事では、映画『ファーストキス 1ST KISS』の結末ネタバレ、最後のシーンの考察をまとめました!

映画『ファーストキス 1ST KISS』の結末で、カンナは過去で駈に全てを告白し、新たな15年間を過ごすことを選びます。

駈の死という運命を変えることはできませんでしたが、愛に満ちた日々を送ることができたという幸せな物語です。

映画の最後のシーンで駈が残した手紙には、「結果は変えられなかったけど、人生は変えることはできた」という深いメッセージが込められていました。

また、3年待ちの餃子という小さなエピソードを通して、15年間の深い愛情が表現されています。

映画で重要な役割を持つ写真も、結末ではとても感動的なシーンになっていました!

松たか子さんと松村北斗さんが演じる二人の心の軌跡を丁寧に描いた、心に残る作品となっています!

映画『ファーストキス 1ST KISS』は、たとえ悲しい結末でも、その過程で過ごした幸せな日々は決して消えることはない。

だから毎日の些細な幸せの積み上げこそが人生を彩るカギなのだという、強いメッセージを伝えてくれる物語です!

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