ドラマファン映画「国宝」のロケ地はどこ?
吉沢亮さん、横浜流星さんW主演の映画『国宝』で使われた撮影場所が気になりますよね。
そこでこの記事では、映画に登場した大阪の玉手橋や和歌山のホテルいとうの屋上、ウェスティン都ホテル京都や今宮神社など、ロケ地を徹底調査しました!
アクセス方法や目撃情報まで、聖地巡礼したい人は要チェックです!
映画「国宝」ロケ地の橋は玉手橋!
映画「国宝」で、喜久雄と俊介が踊りの練習や語り合いをした橋のロケ地は大阪にある「玉手橋」です。
実際に映画を観た人からは「あの美しい吊り橋はどこ?」という声が続出しているほど、印象的なロケ地になっているんですよね。
玉手橋がロケ地に選ばれた理由は、その独特な美しさと歴史的価値にあります。
昭和4年(1929年)に完成したこの橋は、5つの径間(橋脚間)を持つ「五径間吊り橋」として、全国でも非常に珍しい構造なんです。
映画では以下のようなシーンで玉手橋が登場します
- 喜久雄と俊介が踊りの練習をするシーン
- 二人が語り合う重要な会話シーン
- 石川河川敷での稽古シーン
特に石川の水面から撮影された映像は、玉手橋の優美な姿を際立たせていて、映画館の大スクリーンで見ると本当に息をのむ美しさですよ!
この橋は元々、玉手山遊園地への通行路として造られた歴史があります。
現在は歩行者と自転車のみが渡れる橋となっていて、地元の人たちにとって近鉄道明寺駅などへのアクセスに欠かせない存在になっているんです。
平成13年には吊り橋として全国初の国の登録有形文化財に指定されていて、まさに「生きた文化財」として現役で活躍しているのが素晴らしいところですね。
映画「国宝」ロケ地|和歌山県・ホテルいとう屋上
映画「国宝」で、喜久雄が赤い着物でウイスキーを飲みながら踊っていたロケ地は和歌山県にある「ホテルいとう」の屋上です。
このホテルの屋上で撮影されたシーンは、予告編にも使われているかなり重要な見せ場のシーンなんです!
撮影に使われたのはホテルの屋上部分で、背景には岩出市内の美しい夜景が広がっています。
地元の人によると、向こうに見えるのは船戸山だそうで、岩出市の魅力的な景色が映画の中でしっかりと活かされているんですよね。
建物自体が昭和の雰囲気を感じられるホテルで、映画の時代設定にもぴったりマッチしているのが印象的でした。
エンドロールのロケ地にも「和歌山ホテルいとう」としてしっかりと名前が記載されていて、和歌山県の聖地巡礼スポットとして注目を集めています。
最上階にはレストラン「シャトレーヌ」もあって、ホテルの屋上も見ることができるので、映画ファンにとっては貴重な体験ができる場所になっています。
映画「国宝」ロケ地|京都府
映画「国宝」で登場した京都府のロケ地をまとめていきます!
ウェスティン都ホテル京都(京都市)
映画「国宝」で、喜久雄が俊坊に会いに行ったシーンの螺旋階段が撮影されたロケ地は「ウェスティン都ホテル京都」です。
映画『国宝』のシーンで使われたウエスティン都ホテル京都に旦那と行ってきた😊
— ギラギラYUっちゃん👑🐃❤️🔥 (@Yu_ccchan) June 21, 2025
春江と俊介とその子供に8年ぶりに会うシーンの時の✨
地下の駐車場からの螺旋階段は下から見るとハートにも見える角度がある❤️
近くにいたコンシェルジュさんと今日3回目観に行くんですって少しお話してた🤭#聖地巡礼 pic.twitter.com/PEPXvGnoKi
格式あるホテルの美しい螺旋階段が、映画の重要なシーンを彩っています。
客室での撮影も行われていて、二人の重要な会話シーンの舞台となりました。
今宮神社(京都市)
映画「国宝」で、襲名を控えた喜久雄と半二郎が人力車に乗ってお練りをするシーンが撮影されたロケ地は「今宮神社」です。


参道では名物のあぶり餅の老舗「一文字屋和輔」「根元かざりや」も劇中に映り込んでいて、京都らしい風情が演出されています。
先斗町歌舞練場(京都市)
映画「国宝」で、少年時代の喜久雄が花井半二郎を訪ねる浪花座の外観・ロビーのロケ地は「先斗町歌舞練場」です。
1927年に鉄筋コンクリート造で建設された歴史ある建物で、大阪松竹座も手がけた劇場建築の名手・木村得三郎氏が設計したんです。
映画では喜久雄が歌舞伎の世界に足を踏み入れる重要な場面の舞台として使われていて、建物の格式ある外観が物語にぴったりでした。
上七軒歌舞練場(京都市)
映画「国宝」で、少年時代の喜久雄が花井半二郎を訪ねる浪花座の内部のロケ地は「上七軒歌舞練場」です。
先斗町歌舞練場の外観と組み合わせて、劇中では一つの「浪花座」として描かれているんです。
京都花街の稽古場らしい雰囲気が、喜久雄の修業時代の厳しさと美しさを演出していました。
南座(歌舞伎座南座)(京都市)
映画「国宝」で、喜久雄と俊介の人生の大きな節目となる大舞台のシーンが撮影されたロケ地は「南座」です。
京都の歌舞伎の聖地とも言える南座で撮影されたシーンは、二人の歌舞伎役者としての成長を象徴する重要な場面になっています。
レストラン百花園(八幡市)
映画「国宝」で、地方巡業の合間に喜久雄と彰子が食事をするシーンが撮影されたロケ地は「レストラン百花園」です。
昭和39年創業の老舗洋食店で、ドライブインでナポリタン付きハンバーグステーキを食べるシーンが撮影されました。
お店のInstagramでも撮影時のエピソードが紹介されているので、ファンの方は要チェックです!
東映京都撮影所(京都市)
映画「国宝」で、歌舞伎の基礎となる所作や発声の指導が行われたロケ地は「東映京都撮影所」です。
中村鴈治郎さんが歌舞伎指導を務め、吉沢亮さんと横浜流星さんがここで歌舞伎の基礎を学んだんです。
劇場内部の大規模セット「日乃本座」もここに建設されて、多くの重要シーンが撮影されました。
映画「国宝」ロケ地|大阪府
映画「国宝」で登場した大阪府のロケ地をまとめていきます!
東大阪市立日新高等学校(東大阪市)
映画「国宝」で、喜久雄と俊介が通った高校として撮影されたロケ地は「東大阪市立日新高等学校」です。


授業を終え、桜並木の坂を自転車で駆け下り、歌舞伎の練習に向かう2人のはつらつとした姿が印象的なシーンが撮影されました。
桜並木で有名な学校で、青春の象徴的なシーンにぴったりの美しい撮影場所でした。
安戸文化住宅(東大阪市)
映画「国宝」で、春江のアパートのシーンが撮影されたロケ地は「安戸文化住宅」です。
昭和の雰囲気を残す文化住宅で、映画の時代設定にマッチした撮影場所として選ばれています。
往生院六萬寺(東大阪市)
映画「国宝」で、墓参りシーンが撮影されたロケ地は「往生院六萬寺」です。
歴史あるお寺で、映画の重要なシーンの舞台として使われました。
グランドサロン十三(大阪市淀川区)
映画「国宝」で、俊坊と喜久雄が興行の成功を祝したクラブのロケ地は「グランドサロン十三」です。
劇中では春江(高畑充希)の勤務先という設定で、老舗キャバレーならではの昭和の華やかな雰囲気が映画を彩りました。
北大阪ほうせんか病院(茨木市)
映画「国宝」で、渡辺謙さん演じる花井半二郎が入院した病院のロケ地は「北大阪ほうせんか病院」です。
入院中の半二郎の横で代役の練習をする喜久雄の大事なシーンが撮影されました。
映画「国宝」ロケ地|滋賀県
映画「国宝」で登場した滋賀県のロケ地をまとめていきます!
びわ湖大津館(大津市)
映画「国宝」で、歌舞伎劇場「日乃本座」の外観として撮影されたロケ地は「びわ湖大津館」です。
東京・銀座の旧歌舞伎座を設計した岡田信一郎氏の建築事務所が手掛けた建物で、歌舞伎座を彷彿とさせる外観から選ばれたんです。
撮影時は名美術監督の種田陽平氏が歌舞伎劇場に見立てた大がかりな美術装飾を施して、まさに本物の歌舞伎座のような仕上がりになりました。
ロビーでは稽古シーンも撮影されていて、約200人のエキストラも参加した大規模な撮影が行われています。
滋賀県立総合病院(守山市)
映画「国宝」で、俊介が入院した病院のロケ地は「滋賀県立総合病院」です。
昭和45年に建てられた病院で、改装工事のため閉鎖中だった病棟を貸し切って撮影が行われました。
映画「国宝」ロケ地|兵庫県
映画「国宝」で登場した兵庫県のロケ地をまとめていきます!
出石永楽館(豊岡市)
映画「国宝」で、青年となった喜久雄と俊介が「二人藤娘」を踊ったロケ地は「出石永楽館」です。
明治34年(1901年)に開館した近畿地方最古の芝居小屋で、兵庫県の重要有形文化財にも指定されているんです。
興行会社・三友の梅木社長に見込まれ、主任の重責を担った二人が踊る重要なシーンが撮影されました。
吉沢亮さんと横浜流星さんはこの永楽館での撮影でクランクインしていて、映画にとって記念すべき場所でもあります!
映画「国宝」ロケ地|岡山県
映画「国宝」で登場した岡山県のロケ地をまとめていきます!
矢吹邸(岡山市中区)
映画「国宝」で、歌舞伎名門一家・花井家として撮影されたロケ地は岡山市の「矢吹邸」です。
2024年3月31日に撮影が行われた閑静な住宅街にある建物で、現在は空き家ながら定期メンテナンスされている撮影可能な物件なんです。
劇中では格式ある歌舞伎名門一家の邸宅という重要な設定で使われています。
映画「国宝」ロケ地|長崎県(任侠シーン)
映画「国宝」で登場した長崎県の料亭での任侠シーンのロケ地は「史跡料亭 花月」だと思われます。
(@kokuhou_movie) July 3, 2025
喜久雄の父親役の永瀬正敏さんらの大抗争の舞台になった「史跡料亭 花月」は、長崎の代表する料亭のひとつです。
立派な日本庭園が広がるシチュエーションは、映画でも一際惹きつけられるシーンでした!
映画「国宝」ロケ地|東京都
映画「国宝」で登場した東京都のロケ地をまとめていきます!
国立劇場(千代田区)
映画「国宝」で、楽屋などのシーンが撮影されたロケ地は「国立劇場」です。
日本の伝統芸能の殿堂として、歌舞伎を題材にした映画にふさわしい格式ある撮影場所として選ばれました。
映画「国宝」聖地巡礼ガイド
映画「国宝」の聖地巡礼を楽しむためのガイドをまとめていきます!
ロケ地巡りおすすめルート
映画「国宝」のロケ地を効率よく巡るおすすめルートをご紹介します。
関西1日コース(京都・大阪)
- 午前:京都市内(先斗町歌舞練場→上七軒歌舞練場→今宮神社)
- 午後:大阪府内(玉手橋→東大阪市立日新高等学校→グランドサロン十三)
京都満喫コース(1泊2日)
- 1日目:京都市内の歌舞練場巡り、南座見学、今宮神社でのあぶり餅体験
- 2日目:八幡市のレストラン百花園でランチ、ウェスティン都ホテル京都見学
関西周遊コース(2泊3日)
- 1日目:京都府内のロケ地巡り
- 2日目:大阪府内のロケ地巡り、滋賀県びわ湖大津館訪問
- 3日目:兵庫県出石永楽館で歌舞伎の世界を体感
撮影禁止・立ち入り禁止エリアの注意点
映画「国宝」のロケ地を訪れる際の重要な注意事項です。
立ち入り禁止エリア
- 滋賀県立総合病院:医療機関のため一般見学不可
- 安戸文化住宅:住宅地のため外観のみ見学可
- 矢吹邸:私有地のため敷地内立ち入り禁止
撮影制限エリア
- 先斗町歌舞練場・上七軒歌舞練場:営業中は撮影禁止
- 南座:公演中は内部撮影禁止
- ウェスティン都ホテル京都:宿泊者以外の館内撮影禁止
時間制限エリア
- 東大阪市立日新高等学校:授業時間中の校内立ち入り禁止
- 往生院六萬寺:参拝時間外の立ち入り禁止
映画「国宝」キャストの目撃情報
映画『国宝』のキャストの最新の目撃情報はこちらです!
撮影期間は主に2024年3月から6月の約3ヶ月間で、京都を中心に各地で行われました。
玉手橋(大阪府柏原市)での目撃情報
- 2024年3月末〜4月初旬:横浜流星さんが撮影で現場入り
- 現場には巨大なクレーンが設置されていた様子も目撃
- SNSで「玉手橋に横浜流星が来ていた」という投稿が話題に
上七軒歌舞練場(京都市)での目撃情報
- 夜通しの撮影が行われたとの目撃情報
- 歌舞伎の稽古シーンなど重要なシーンを深夜まで撮影
南座(京都市)での目撃情報
- 2024年5月末:クライマックス舞台シーンの撮影(非公開)
- 吉沢亮さん・横浜流星さんの現場入りが地元メディアで話題
各地での撮影目撃情報
- 東大阪市立日新高等学校:桜並木での撮影が学校関係者の間で話題
- 滋賀県びわ湖大津館:約200人のエキストラ参加の大規模撮影
- 兵庫県出石永楽館:豊岡市の住民から撮影の目撃情報
エキストラ撮影場所
映画『国宝』では、京都を中心にエキストラ撮影が行われていました。
【完全版】国宝ロケ地は玉手橋!ホテル屋上などの撮影場所一覧とアクセス方法まとめ
この記事では、映画「国宝」で印象的な橋のシーンが撮影された玉手橋をはじめ、全国各地のロケ地や目撃情報を徹底調査しました。
映画「国宝」のロケ地は、京都府を中心に大阪府、滋賀県、兵庫県、岡山県、和歌山県、東京都と広範囲にわたって撮影されており、どの場所も映画の世界観を演出する重要な役割を果たしています。
特に吉沢亮さんと横浜流星さんが重要なシーンを撮影した玉手橋は、大阪府柏原市にある登録有形文化財で、ファンなら一度は訪れたい聖地となっています!
また、京都の今宮神社や兵庫県の出石永楽館、ホテルいとうの屋上など、日本の伝統文化を感じられる撮影場所も多数登場していて、映画の歌舞伎の世界観を存分に味わうことができるんです。
ロケ地巡りを通じて、映画の世界観を堪能してみてはいかがでしょうか。
映画「国宝」の聖地巡礼をする際は、くれぐれも周辺の迷惑にならないように楽しんでくださいね!
